こんにちは!地域おこし協力隊です 第11回
伊藤明子
拠点は「美山笑点」2019年7月より美山地区に配属
リレーコラム第11回は、美山から伊藤明子がお届けします。
今回は、「美山でやりたいこと」について書きたいと思います。
私の地域おこし協力隊の任期は、今年6月30日まで。残すところあと5ヶ月になりました。着任した当初は、3年という期間を中学や高校の3年間と重ね合わせて、それなりの年月だし成長せねば、結果を残さねば、と恐れおののいていたものでした。あの子たち、ピカピカの1年生だと思っていたらすっかり3年生なのね。あの学年が今度卒業?中学校の制服姿、まぶしいなあ。なんて、美山の子どもたちの3年間に、私自身鼓舞されてきたように思います。
市長からいただいた 委嘱状
「あっという間だねえ」「もう少し長くいられないの?」「ずっと居られればいいのに」
ありがたいような、お言葉をかけていただくことも増えました。でも協力隊は、最長3年、という期限があるから走り続けられるのかもしれません。美山で自分にできることを探り続けることに集中した月日。3年は、濃く長い時間でもありました。
地域おこし協力隊は、任期後もその町で暮らし、町の方々と繋がり続けられる関係を紡ぐための準備期間でもあると思っています。だからそのあとは、肩書きのとれた伊藤明子として、日置市で暮らし、活動していきたいです。
残りの任期と、その先で、私がやりたいことを書いておきます。
どれも一人じゃできないこと。だから言葉にして、皆さんに知ってもらいたい。
- 今ある美山の店のことを一冊の本にまとめる(これは協力隊のミッション)
- 美山クラフトウィークで「美山のいっぴん」を続ける
- 子どもさんでもわかるような美山の焼き物を学べるコーナーを作りたい
- 窯元さん自身と作品を紹介する展示場所を作りたい(亡くなった方も含めて)
- 日置市や鹿児島の旬の農産物を応援する(美山笑点市場)
- いろんな作り手さんと伴走し、描いている企画を実現させる
実現できるかどうかは、私の頑張りと周りの皆さんのご協力次第、です。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
美山の皆さんからプレゼント された着任祝(と、むぎ)