新型コロナウイルス禍における「伴走型支援」 の取り組み 特集

新型コロナウイルス感染症の影響が年末年始には収まり、安心していた矢先、第6波のオミクロン株の爆発的な拡大により、不便な生活を強いられている市民の皆さんも多いのではないでしょうか。

格差や貧困が拡大する中で、これまでは、社会が抱えてきた困窮を経済的困窮」として捉え、現金給付や福祉サービスなどを現物給付で行う「問題解決型支援」により解決してきました。

社会の中で、企業や、地域、家族によって担われてきた「つながり」を持ち続けることが、非正規雇用などの不安定な雇用が増え、核家族化などによる家族が脆弱化する中で難しくなっています。加えてコロナ禍において、外出抑制や人流を抑えることで、「つながり」を持つことが難しくなり、それが「社会的孤立」を生み出し、引きこもりや孤独死など複雑で困難な問題を浮き彫りにしています。

「社会的孤立」の解消策として、弱ってしまった家族機能の回復を図っていくために、それを「家族の責任」とするのではなく、社会全体で家族機能を担い合う「家族機能の社会化」の仕組みづくりが大切になっています。この仕組みづくりとして「つながり」を持ち続け、寄り添い、いっしょに進んでいく「伴走型支援」が必要になっています。

日置市ではこの「伴走型支援」による「ひきこもり」の方やその家族の方々の支援について、特定非営利活動法人ルネスかごしまとともに取り組んでいます。

「つながり」を持ち続けることを目的とした支援が『伴走型支援』であり、その創り上げられる「ひとりにさせない地域共生社会」の実現に繋がっていくものです。

共生社会は、行政のみではなく、市民を含む地域とともに創り上げていくものです。現在、日置市社会福祉協議会において、『ひおきよりそい支援員養成講座』を開催しています。興味のある方は、ぜひおたずねください。

ひおきよりそい支援員養成講座の様子を写した写真