市長コラム

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こんにちは。永山由高です。日置市内でうれしい大発見があり、先日報道各社に発表しました。

日置市で国内初の可能性がある粉青沙器を発見

日置市伊集院町の一宇治城跡の出土資料から、15世紀頃の李氏朝鮮時代のもので、韓国の国宝である「粉青沙器象嵌印花雲龍文壺」と類似した龍の文様を持つ磁器の破片が発見されました。このニュースは、今年3月に刊行された『日本情報考古学会講演論文集』に論文が掲載され、国内の遺跡での出土例としては大変珍しく、なんと南九州では初例で、国内初の可能性もあると判明しました。

今回の発見は、本市教育委員会の職員下小牧潤さんの研究により判明したものです。

下小牧さんは、平日の日中は教育委員会の職員として業務に従事し、平日の勤務時間終了後や土日を中心に研究を行っていました。今回の発見について、下小牧さんは「歴史や考古学にまつわるニュースを発信し、子どもたちや市民の学習のきっかけとなれば本望です」と話してくれました。

人生100年時代 学びの在り方

下小牧さんは、現在鹿児島国際大学の大学院博士課程でも学ばれています。人生は100年時代。最近はリカレント教育という言葉も使われるようになりました。(リカレント教育:学校教育からいったん離れたあとも、それぞれのタイミングで学び直し、仕事で求められる能力を磨き続けていくこと…厚生労働省HPより)

私も市長就任直前の2020年度に九州大学大学院の行政学ゼミにて聴講生として行政学を学びなおし、あらためて研究の世界と実務の世界をつなげて思考することの重要性を感じました。変化し続ける時代の動きに対応し、その時点での研究成果をしっかり把握しながら、市のさまざまな資源を活かしていくためには、学び続ける姿勢が重要です。

今後においても、職員の前向きな挑戦については、引き続き全力で応援していきたいと思います。