秋の火災予防運動が始まります! 消防ひおき
2022年度全国統一防火標語
「お出かけは マスク戸締り 火の用心」
秋の火災予防運動が、11月9日から15日までの1週間、全国一斉に実施されます。
大切な命や財産を一瞬で奪っていく火災。これを防ぐには、一人一人が日ごろから火災予防に注意を払うことが必要です。
家庭や職場でストーブなど火を使用する機会が多く、空気も乾燥しているため、ちょっとした不注意から火災が発生しやすくなります。火の取り扱いには十分注意し、火災予防に努めましょう。
いのちを守る10のポイント
- 寝たばこは絶対しない、させない。
- ストーブの周りに燃えやすいものを置かない。
- こんろを使うときは火のそばを離れない。
- コンセントはほこりを清掃し、不必要なプラグは抜く。
- 火災の発生を防ぐために、ストーブやコンロなどは安全装置のついた機器を使用する。
- 火災の早期発見のために、住宅用火災警報器を定期的に点検し、10年を目安に交換する。
- 火災の拡大を防ぐために、部屋を整理整頓し、寝具、衣類およびカーテンは防炎品を使用する。
- 火災を小さいうちに消すために、消火器などを設置し、使い方を確認しておく。
- お年寄りや身体の不自由な人は避難経路と避難方法を常に確保し備えておく。
- 防火防災訓練への参加、戸別訪問などにより、地域ぐるみの防火対策を行う。
救命の連鎖!つなぐ命のバトン
日置市消防本部では、令和4年8月9日(火)、土橋中学校1年の稲留壱心さんに人命救助に関する感謝状の贈呈を行いました。
令和4年7月10日(日)、壱心さんは、母親が送迎する車で、野球クラブの練習に行く途中、土橋小学校付近において男性が道路に倒れているのを発見し、救命処置(胸骨圧迫)を救急車が到着するまで行いました。
男性は、搬送先の病院で入院治療後、現在は後遺症もなく日常生活を送っています。
壱心さんは、事故の前日、中学校で救急講習会を受講していたため迷うことなく倒れていた男性の救命処置にあたることが出来ました。
この迅速・的確な行動により、尊い命を救ったことに敬意を表します。
左から福山消防長、壱心さん、壱心さんのお母さん、久保園署長