#健幸情報ひおき
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Hioki100情報「今後のコロナ禍を明るく生きるために」をテーマに中央大学人文科学研究所の高橋聡美先生にお話を伺いました。 中央大学人文科学研究所高橋聡美 先生 一般社団法人髙橋聡美研究室代表理事 中央大学客員研究員 医学博士 南さつま市出身。スウェーデンでの調査従事、防衛医科大学校などで講師や教授を勤め、現在は心の健康づくりや自殺対策に関する普及啓発で活躍中。 1.新型コロナ感染症~新たな葛藤~ 私たちはこの3年ずっと感染することを恐れ、不安に思い、それでも「新しい生活様式」を取り入れながら過ごしてきました。今年3月からはマスクも「自己判断」となり、5月からは感染法上の扱いもインフルエンザと同様になります。 「新しい生活様式」も慣れてきたところで、マスクも自由、旅行も宴会もイベントも自由と言われても、3年間で培われてきた行動をもとに戻すことは、思いのほか困難なことだと感じます。感染に対する慢性的な不安は、「元の生活に戻したいけどやっぱり不安」という葛藤を生み出すでしょう。 2.心の健康を守るために心がけたいこと 1)マスク着用の自由 まず、みなさんに、知っておいてもらいたいのは、マスクはするのもしないのも自由であるということです。マスクをしていない人に「なぜしないのか」、逆にマスクをしている人に「外せ」と批判することはマスク着用の自由を侵害することになります。 マスクをしたい人はマスクをし、したくない人はしない自由を取り戻すためには、みなさんがお互いの考えを尊重することが必要だと考えます。 注)職業によってはマスクをつけなければならない仕事もあります。また、マスクなしでも、咳エチケットなどコロナ禍以前から行っていた衛生行動は続けてください。 2)行動の基準 新型コロナ感染症がインフルエンザと同じ扱いになると、各行動も自分の判断で決めることになるでしょう。行動緩和になっても自粛行動を続ける人もいるかと思います。国が打ち出す方針のスピードと人の心がそれについていけるかというスピードは別物です。ゆっくり生活を元に戻していく人たちを焦らせないようにしてください。逆に、自由に行動している人たちのことも批判しないでください。その方たちは国の指針通りに行動しているだけです。それぞれのスピードを大切にしてあげてください。 3.活き活きと生きるために 3年間の自粛生活の中で、私たちは沢山の物を失ってきました。それは、誰かと逢える時間だったり、楽しみにしていたイベントであったり人によってさまざまでしょう。会えないまま、大切な人と死に別れた方も多くいらっしゃると思います。 地域の楽しいイベント、スポーツ、芸術鑑賞などの文化活動、会食、「不要不急」とされたものは、私達の生活の楽しみそのものでした。 人は不思議な動物で、「食べて寝る」だけで満足しない生き物です。自分の楽しいと思うことを思いっきりやったり、自分らしさを発揮できる活動をしてこそ、活き活きと生きられます。 まだまだ、コロナ感染を不安に思われる方もいらっしゃると思います。でも、この3年、コロナ禍を生き抜いてきたご自身に自信をもって下さい。不安に思うご自身を責めないでください。 みなさんも、少しずつでいいので、コロナ禍前の自分らしい生活を取り戻していってください。あるいは、コロナ禍で新たにつながりや、楽しみを得た方はそれを大切になさってください。
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Hioki100情報アクション 子育て支援について知ろう! 妊娠を望んでいる夫や子育て中の家族が受けられる助成制度や子育て支援サービスを3つご紹介します♪ 1.ひおきベビカムサポート事業(日置市不妊等治療費助成事業) 不妊治療や不育症治療の経済的負担軽減を図るため、不妊治療などに要する費用の一部を助成しています。令和4年度から不妊治療の一部が保険適用となり、県の特定不妊治療費助成事業が終了することを受け、これまで実施していた不妊治療助成事業の内容を変更して妊娠を望んでいるご夫婦をサポートしていきます。 年齢制限はありません。日置市で妊娠を望む方が安心して不妊治療に取り組むための支援です。 詳細は次のリンク先から 日置市ホームページ:ひおきベビカムサポート事業(不妊治療費助成事業) 2.産後ケア事業 産後の身体のケアや、育児、授乳などについての指導を希望する方に対し、利用者負担額の補助を行う産後ケア事業を行っています。(自己負担額については、下記の表をご参照ください。 生活保護・非課税世帯 宿泊型(助産所などに宿泊) 2,000円 日帰り型(助産所などに通所) 1,000円 訪問型(ご自宅に助産師が訪問) 0円 課税世帯 宿泊型(助産所などに宿泊) 6,000円 日帰り型(助産所などに通所) 2,000円 訪問型(ご自宅に助産師が訪問) 0円 利用者の感想 ゆっくりと体を休めることができた。 授乳や沐浴がうまくできるか不安だったけど、助産師さんにアドバイスをもらいながら一緒に行い、家ではスムーズにできるようになって安心した。 詳細は次のリンク先から 日置市ホームページ:産後ケア事業 3.ひおきっこ出産・子育て応援事業(令和5年2月開始!) 日置市では、安心して出産・子育てができるよう、妊娠期から出産・子育て期までの切れ目のない相談支援の充実と併せて応援給付金を支給します。 経済的支援妊娠届出時に5万円、出生後お子さん1人につき5万円を給付しています。 相談支援助産師・保健師が中心となり、妊娠届出時から妊娠7~8カ月ごろ、出生後も継続して妊婦さんや子育て家庭をサポートしています。 詳細は次のリンク先から 日置市ホームページ:ひおきっこ出産・子育て応援事業 お問い合わせ先 本庁健康保険課健やか母子係電話番号:099-248-9421
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Hioki100情報アクション:スマホ・ゲーム依存について考えよう スマホ・ゲーム依存について、増田クリニック院長増田彰則先生にうかがいました。 近年、インターネット(以下ネット)の普及が進み、学校でもタブレット教育が始まったことで、子ども達は家庭でも学校でもネット環境で過ごす時間が増えています。これが子どもの成長・発達に様々な影響を与えることが危惧されます。 まず、乳幼児ですが、アメリカや日本の小児科医会は2歳まではテレビやスマホなどスクリーンを見せないように注意を喚起しています。むずがる子どもをスマホでなだめることを繰り返すと子どもの依存傾向を助長し、さらに思考や行動を制御する実行機能が育ちにくいと言われています。泣いて機嫌が悪い時こそスキンシップをはかり、しっかりと目をみて話しかけましょう。また、親がスマホをしている姿を見ている乳幼児ほど、スマホをさせると熱中することが分かっています。3歳までに脳の神経細胞の基礎ができると言われており、この期間に脳を刺激するスマホやゲームは避け、自然や人の中で多くの体験をさせましょう。 園児になると友だちとの外遊びや自然体験が成長にとって大事になります。喧嘩したり、仲直りしたり、譲り合ったりして社会性の基礎となる思いやりの心や友達の痛みを理解する心が育まれます。また、5歳までに脳の9割ができると言われており、それまでは遊びやふれ合いを通して五感を刺激する体験をさせましょう。そしてルールを決め、それを守れるよう「我慢する力」を育てることがその後の成長につながります。 さらに小学生では就寝時間を決め、生活リズムを整えることが重要です。低学年の脳ほどネット、ゲームの影響を受けやすいことが分かっており、ゲーム時間は低学年30分、高学年1時間程度が望ましく、低学年は21時まで、高学年は遅くとも22時までに寝る習慣をつけましょう。就寝時間を決めることで子どもの睡眠は改善し、情動や行動のコントロールが上手にできるようになります。さらに依存症予防で最も大事なことは、ベッドにゲームやスマホを持ち込ませないことです。 親御さんにお願いしたいことは、ゲームやスマホの電源を切って 「家族団らんの時間」をつくり、しっかりと子どもに向き合って下さい。子どもにとって、お父さん、お母さんの笑顔と会話ほど心が満たされる楽しい時間はありません。それが、ネットやゲーム依存から子どもを守る防波堤になります。 増田クリニック 増田彰則先生 (経歴) 1986年 宮崎医科大学医学部卒業 1996年 医学博士取得 鹿児島大学医学部第一内科助手、鹿児島大学病院呼吸器・ストレスケアセンター講師を経て 2006年11月 増田クリニック 開院
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Hioki100情報アクション:運動でフレイルを予防しよう 日置市の医療費について、医療費は高止まりの状況が続いています。 1人あたりの年間医療費は、日置市国保は490,557円(※1)、後期高齢者医療保険は1,128,762円(※2)となっています。総医療費の疾患別内訳を見てみると、国保は「がん」「精神」「筋・骨格」にかかる医療費の割合が高く、後期高齢者医療保険では、「筋・骨格」にかかる医療費の割合が高いことが分かります。 ※1(R2年度)国保事業年報データより「1人当たり医療費」※2(R3年度)後期高齢者医療事業報告書より「後期高齢者医療1人当たり療養諸費用額」 「筋・骨格」に注目! 関節疾患や骨折・転倒など 予防のためにはどうすればよいか? キーワードは「フレイル」 「フレイル」とは、加齢に伴う心身機能の低下だけでなく、認知機能の低下やうつ、孤独、低栄養などを含む総合的な健康概念です。年を重ねると、体の変化や、さまざまな病気、食欲低下などが原因で、筋肉量が減少したり、体重が減少したりします。筋肉量の減少は「活動性」「歩行速度」に影響を与え、「筋・骨格」の疾患を引き起こす恐れがあります。関節疾患や骨折・転倒などを予防し、一人一人が元気で、いつまでも「動ける」からだでいるためには、「動く」ことが大切です。日常生活の中で体を動かすことを心がけてみましょう。 こんな運動があります! ここでは、自宅でできる筋トレの中でも、最も重要な下半身の運動を掲載します。 足腰の筋肉は「立つ・歩く・座る」といった活動を支えています。これらの筋肉を鍛えて、足腰の機能を守りましょう。 かかと上げ運動 ふくらはぎの筋肉を鍛えます。 足幅は肩幅くらいに広げる 4秒かけてゆっくりとかかとを上げて4秒かけてゆっくり下ろす 回数:1セット5~10回 頻度:1日2~3セット バランス能力の向上 転倒予防効果などの効果が期待できます!! スクワット運動 お尻や太ももの前の筋肉を鍛えています。 足幅は肩幅くらいに広げる 4秒かけてゆっくりとお尻を下げて、4秒かけてゆっくりとお尻を上げて元に戻す Point お尻を突き出して上半身を前に倒すように 膝がつま先より前にでない 膝は90度より深く曲げない 回数:1セット5~10回 頻度:1日2~3セット 楽しい指導で筋力アップ!~地域の運動教室の様子をご紹介♪~ 握力、開眼片足立ち、体組成計の測定を行い、自身の今の身体の状況をチェック! 筋力は? バランスの能力は? 身体の体脂肪量や筋肉量はどうか? スタッフと測定結果を確認中 元気な先生と一緒に筋トレ運動 参加者の声 「日ごろしない“片足立ち”など年齢を感じさせるものでした。」 「筋トレを少ししただけで、筋肉量が増加したのは意外でした。」 「体組成計の測定をしたら気にしていた筋力が少し上がっていたので嬉しく思います。」 お問い合わせ先 お気軽にお問い合わせください。 本庁健康保険課 電話番号:099-248-9421
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Hioki100情報アクション:理解を深めよう、若年性認知症のこと 若くても認知症になる可能性があることを、皆さんはご存知でしょうか。65歳未満で発症する認知症を、「若年性認知症」といいます。男性に多い傾向があり、発症の平均年齢は51歳と言われています。 早く気づき、相談や受診をすることが大事!「若いから大丈夫」で見過ごさないように 若年性認知症は、「もの忘れが増えた」「仕事や家事でのミスが目立つようになった」などの症状に気づいても「ストレスかも」「疲れかも」と思い受診が遅れる場合があります。本人や家族が現役世代の発症することが多いため、仕事や子育て、経済的な不安が大きいと思われます。 気になる症状がある時は、早期に専門医を受診し、診断を受け、適切な治療や支援につながることが大切です。将来の生活に向けた準備を進めることにもつながり、症状の進行を緩やかにし、不安も軽減しやすくなります。 原因を特定できないことが多いが、生活習慣病の予防は大切! 認知症にはさまざまな種類がありますが、脳血管性認知症は、脳梗塞や脳出血が主な原因となります。また、高血圧や脂質異常症、糖尿病などを発症していると脳血管性認知症になるリスクが3.4倍も高くなると言われています。 高血圧や糖尿病などの生活習慣病の予防、運動不足の改善、ストレス解消、人との交流、出来ることを続けることなどが認知症の予防や進行を遅らせることに関係していると言われています。 若年性認知症(調査時65歳未満)の診断種別内訳 アルツハイマー型認知症:52.6% 脳血管性認知症:17.1% 前頭側頭型認知症:9.4% 外傷による認知症:4.2% レビー小体型認知症、パーキンソン病による認知症:4.1% その他:12.6% ※日本医療研究開発機構認知症研究開発事業による「若年性認知症の有病率・生活実態把握と多元的データ共有システムの開発」(2020年3月) 認知症とともに生きる時代へ~若年性認知症の方(認知症希望大使)からのメッセージ~ 認知症と診断されたときはショックで引きこもりがちになりましたが、周囲の人のサポートのおかげで自分のできることを生かしながら、楽しく仕事を続けることができています。認知症によってできなくなることが増えていますが、自分のことは自分で決めたいし、多くの人と関わりながら、自分らしく生きていきたいと思っています。 身近な相談窓口 鹿児島県若年性認知症相談窓口 専門コーディネーターが総合的な相談、支援を行っています。 電話番号:099-251-4010 ※平日の10時から16時まで 住所:鹿児島県鴨池新町1-7(鹿児島県社会福祉センター2階) 日置市地域包括支援センター 認知症や介護に関する相談やサポートなどを行っています。 電話番号:099-248-9423 ※平日の8時30分から17時15分まで 住所:日置市伊集院町郡一丁目100番地(日置市役所敷地内)
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Hioki100情報アクション:脳卒中を予防しよう! 冬は脳卒中の発症が多い季節ともいわれます。 日置市においては、介護が必要になった主な原因疾患の第1位が脳卒中(脳血管疾患)となっています。〈表1〉 また、生活習慣病から重篤化した疾患の中では脳梗塞の患者数が多く、再発率も高いことから生活習慣の改善が必要です。 ※2:日置市国民健康保険令和3年3月~令和4年2月診療分レセプトデータより 脳卒中予防のカギは よりよい生活習慣 脳卒中を発症させる危険因子「高血圧」「糖尿病」「脂質異常症」「メタボリックシンドローム」を予防・改善しましょう! もしかして脳卒中? こんな症状がある時はすぐに119番を! 『チェック!FAST(ファスト)』脳卒中は時間との闘いです!
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Hioki100情報アクション:こころの健康について考えよう 8月19日、子育て講演会兼こころの健康づくり講演会が行われました。スマホ依存防止学会代表の磯村毅医師に、スマホ・ゲーム依存について講演していただきました。 スマホの何がいけないの?? スマホやタブレットの使用により、子どもたちの「脳の育ち」が阻害・障害されることが分かっています。 前頭葉が障害されると… 相手の気持ちが分からなくなる 切れやすく感情的になる 勉強や仕事に集中できなくなる …など ドーパミン神経系が障害されると… 楽しさ・嬉しさ・意欲の低下=スマホ・ゲーム以外では楽しさなどが感じられなくなる スマホやゲームが気になり他のことが手につかなくなる …など 保護者の悩み「では何歳ごろから持たせたらいいの?」 Q:スマホが悪影響…と分かっていても、この時代…学校の連絡などで必要になったり、子どもの安全のために持たせたい。何歳ごろから持たせてもいい?? A:せめて中学生の間までは持たせたくない…。 親よりも友達が大切になっていく思春期。仲間をつくるために勇気を出して、頑張って話す努力をする。コミュニケーション力が伸びる時期なのです。そこに楽にコミュニケーションが取れてしまうスマホがあると、成長の機会を逃してしまいます。 持たせる時期をできるだけ遅らせるよう周囲の保護者同士で協力するといいですよ! 参加者の感想 スマホが子どもに及ぼす悪影響は知っているつもりでしたが、ここまでの影響力があるものなんだ…と感じました。親同士で協力してスマホを持たせる時期を遅らせていきたいです。 「脳の育ち」とスマホの関係性が理解できました。 今、子どもは中2でスマホは持っていませんが、今後も親子でしっかり話し合ってこのまま頑張ってほしいと思います。 まめ情報 スティーブ・ジョブズは、我が子のスクリーンタイム(視聴時間)を厳しく制限していたそうです。ビル・ゲイツも子どもが14歳になるまではスマホを与えていなかったそうです。ITを専門としていた人だからこそ、スマホの与える影響を心配していたのでしょう…。
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Hioki100情報アクション:歯科検診に行こう!! 口腔がん検診 口腔がんをご存知ですか?鹿児島県は、口腔がんによる死亡率が高い県です!舌、歯肉、口唇、頬の粘膜など口の中にできるがんを「口腔がん」といいます。早期の小さな口腔がんは、90%以上が後遺症もほとんどなく治りますので、早期発見、早期治療が非常に大切です。今回、鹿児島県歯科医師会・日置地区歯科医師会の協力により、下記の通り「口腔がん検診」を行います。この機会に口腔がん検診を受診してみませんか? 対象者 日置市内に住所を有する方 受診日時 令和4年11月12日(土曜日)13時~16時(予約制) 受診場所 日吉保健センター 費用 無料 検診内容 鹿児島大学病院歯科口腔外科専門医による口腔内の視診、触診を行い、粘膜の性状・色調・腫瘤の有無を確認します。異常がみられる場合は、改めて医療機関での受診をお勧めします。 申し込み開始日 令和4年10月11日(火曜日)先着30人(定員に達し次第、締め切ります。) ※新型コロナ感染拡大の状況によっては、中止させていただく場合があります。 歯周疾患検診 30歳以上の成人の約80%がかかっていると言われています!歯周病は歯を失うだけでなく、歯肉の炎症が全身にさまざまな影響を及ぼすことがわかってきています。いつまでも健康的な生活をおくれるよう、日置市では下記のかたがたを対象に歯周疾患検診を実施しています。検診期間は令和4年6月1日から令和4年11月30日までです。協力歯科医療機関で個別に受診してください。 こんな症状ありませんか? 起床時、口の中がネバネバする。 歯磨きをすると出血する。 歯茎が腫れている。 硬いものが噛みにくくなった。 歯と歯の間にものが詰まりやすくなった。 歯が長くなったような気がする。 歯がグラグラする。 歯周病は重症になるまで自覚しにくい病気です。セルフチェックでひとつでも当てはまるものがある人は、歯周病が疑われます。 対象者 40歳:昭和57年4月1日~昭和58年3月31日50歳:昭和47年4月1日~昭和48年3月31日60歳:昭和37年4月1日~昭和38年3月31日70歳:昭和27年4月1日~昭和28年3月31日※対象の方には5月に受診券を送付しています。 申込・お問い合わせ先 本庁健康保険課 電話番号:099-248-9421
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Hioki100情報アクション がん検診へ行こう!! 女性がん検診に加えて、令和4年度から【肺がん検診・胃がん検診・腹部超音波検診】も予約制となり、待ち時間が短くなります。 日置市がん検診 受診の流れ 申し込む 市役所に、電話などでお申し込みください。 ※「健(検)診申込書」を提出済の方は改めてお電話していただく必要はありません。 受診票がご自宅に届く 鹿児島県民総合保健センターから、受診日・受診時間が予め割り付けられたものが届きます。都合が悪い、検診の追加やキャンセルなど変更が必要な場合は、鹿児島県民総合保健センターへ直接ご連絡ください。 受診する 指定の受付時間にお越しください。 検診結果が「要精密検査」となったら・・・ 必ず精密検査を受けましょう!! がんは早期発見・早期治療が最も大切です!自覚症状がなくても、定期的にがん検診を受診しましょう。 健診などの年間予定(市ホームページ) 医療費の現状 令和3年度、疾病別の医療費では「新生物(がん)」が最も高く、前年度と比べて5,500万円以上も増加しています。 令和2年度:640,106,472円令和3年度:695,725,711円 各種検診の申し込み・お問い合わせ先 本庁健康保険課健康づくり係 電話番号:099-248-9421
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Hioki100情報アクション:ワクチン接種で病気を予防しよう! 日置市では、多くの予防接種を行っていますが、今回は期限が限られているワクチンの一部についてご紹介します! ワクチン接種は、自分でできる病気の予防対策の1つです。早めに接種し、病気を予防しよう! 風しんワクチン 対象者:昭和37年度~昭和53年度生まれの男性 接種方法:抗体検査を受け、抗体価が低い場合、ワクチンを1回接種 効果:風しんを予防し、妊婦さんへの感染を予防 接種期限:令和7年2月28日まで 新型コロナワクチン 対象者:5歳以上の全市民 接種方法:2回(5歳~11歳)、3回(12歳から59歳)、4回(60歳以上) 効果:発症予防、重症化予防 接種期限:令和4年9月30日まで 子宮頸がんワクチン 対象者:小6~高1女子(高2~25才)※キャッチアップ対象 接種方法:3回 効果:子宮頸がんの発症予防 接種期限:16歳になるまで(小6から中2)、令和7年3月31日まで(中3から25歳) 「気づいたら期限が過ぎていた」とならないように早めに接種しましょう! ワクチンの詳細については、本庁健康保険課保健予防係(248-9421)までお問い合わせください。また、日置市ホームページもご参照ください。 日置市ホームページ
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Hioki100情報医療費の現状を知ろう! 吹上浜周辺の環境美化活動の一環として、市民の皆さまの参加のもとに『吹上浜クリーン作戦』を実施しています。 日本三大砂丘の一つであり、日本の渚百選にも選ばれている吹上浜の優れた大自然をみんなの手で守り続けましょう。 特定健診を受けていない人は、受けている人に比べて約3倍医療費がかかっています。(※図2) 健診を受けることで、生活習慣病医療費の負担を減らすことにつながります。 特定健診って、国民健康保険に加入している人が受けるものなの? 社会保険等に加入している方々も同じ制度があり、各医療保険者が実施主体となっています。「職場健診」、「生活習慣病予防健診」など、様々な名称で呼ばれているんです。 詳細については、各保険者にお問い合わせください。 特定健診を受けよう! 自分の健康状態を把握できる 病気を早期に見つけられる 健診結果を踏まえた保健指導が受けられる ※その他、各種健(検)診についての詳細は、健康カレンダー(QRコードでも読み取り可)をご確認いただくか、下記までお問い合わせください。 健康カレンダー お問い合わせ先 本庁健康保険課 電話番号:099-248-9421
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Hioki100情報日置市の医療費は、高止まりの状況が続いています。 今後も医療費が伸び続ければ、市民一人一人の負担が増えることになります。 そこで、医療費の負担増を阻止するために、医療費適正化の取り組に重点を置くこととなりました。 市民の皆さんが健康で安心した生活を送れるよう市民全体で取り組む必要があります。 今回は、その基本構想についてお知らせします。 基本構想の内容 医療費適正化 病気の予防 病気の重症化予防 医療費適正化の取り組みは、市民全体で取り組みます。 取り組み内容 市民一人一人が健康への意識を高める取り組みが必要です。 健康づくりのためPDCAサイクルに沿った効率的かつ効果的な保健事業を展開します。 取り組み内容 PCDAサイクルで保健事業を展開します。 P:企画D:実行C:評価A:改善 健康保険課の情報を「Hioki100情報」やSNSなどさまざまな媒体で情報を発信します。 取り組み内容 健康保険課に関わる情報を「Hioki100情報」として周知・啓発します。SNS、ホームページ、MBCデータ放送、ポスターなど 健(検)診の受診率・特定保健指導の実施率の向上を目指します。 取り組み内容 健(検)診を受けやすい環境づくり 健(検)診に行きたくなる広報づくり 若い世代向けの健康づくり 今後「Hioki100情報」でさまざまな健康お得情報をお伝えしていきます!! お問い合わせ先 本庁健康保険課 電話番号:099-248-9421
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健幸情報ひおき新たに不妊治療が保険適用されます! ~不妊治療助成制度について~ 体外受精や顕微授精などの不妊治療については全額自己負担となっており、昨年度までは鹿児島県、日置市ともに自己負担額に対する助成事業を実施していましたが、令和4年4月から一部不妊治療が保険適用の対象になったため、制度の変更点についてお知らせします。 体外受精などの基本治療はすべて保険適用されます 令和4年4月から、以下の治療について保険適用されます。 年齢・回数の要件(体外受精)は助成金と同じです 保険診療でも、これまでの助成金と同様に以下の制限があります。 年齢制限 治療開始日時において女性の年齢が43歳未満であること 回数制限 初めての治療開始時点の女性の年齢:回数の上限 40歳未満:通算6回まで(1子ごとに) 40歳以上43歳未満:通算3回まで(1子ごとに) 窓口での負担額が治療の3割となります 治療費が高額な場合の月額上限(高額医療費制度)もあります。 具体的な上限額や手続きは、ご加入の医療保険者(国民健康保険にご加入の方は、お住いの市町村の担当窓口)にお問い合わせください。 日置市では、今まで同様、不妊治療費助成事業を継続します 不妊治療:保険診療の自己負担分+保険外診療の2分の1(上限20万円/年度)助成※不妊治療…今までの特定不妊治療+一般不妊治療 不育症:自己負担分の2分の1(上限10万円/年度)助成※詳しくは、本庁健康保険課健やか母子係(248-9421)までお問い合わせください。 「こどもはまだなの?」「こどもは何人?」何気ないと思っている言葉に傷ついている方もいます。妊娠を望んでいる方が、安心して不妊治療に取り組めるようあたたかく見守っていきましょう!
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健幸情報ひおき高齢者は「やせ」(低栄養)に注意! 最近、高齢者のフレイル状態(虚弱)が注目されています。高齢期の「やせ」(低栄養)は、心身機能が低下して、フレイル状態に陥りやすい傾向にあります。※フレイル:高齢期に心身の機能が衰えた状態で健康と要介護状態の中間の段階 高齢期で「やせ」が注目されるわけ… 中年期までは「メタボ」が問題視されるのに、高齢期になると「やせすぎ(低栄養)」が問題視されるのはなぜでしょう?それは、やせすぎ(低栄養)によって体力や抵抗力・筋力などが衰え、心身の衰弱(フレイル)が進み、やがて要介護状態を招く可能性が高まるためです。 お口の機能低下から「やせ」を招くことも… 高齢になると歯周病や義歯の不調、口まわりの筋肉や舌の筋力低下が原因で食べる量が減ったり、肉などのかみにくい食品の摂取が減ったりしがちです。そのため、気付かないうちに栄養不足の状態になるおそれがあります。 いくつになっても病気があってもフレイル予防はできる! 市では、令和2年度から「やせ型」でフレイルリスクが高い方を対象に支援をしています。その中で、1年間お食事の工夫やお口の体操を続けた結果、現在も元気に過ごしている方を紹介します! Mさん・女性・80歳・夫と二人暮らし 長寿健診で体重36.2㎏・BMI16.5でやせ型の判定 食事のバランスは摂れているが、ごはんや油の量が少ない→ごはんはお椀にすり切り1杯程度(およそ100g) 病気の影響もあり、転びやすい お口の筋力低下が少しある(口腔機能測定値基準以下) ➡ 目標を立てました! 毎食ご飯を一口分増やす 野菜にマヨネーズをかけたり、料理に油を使う お口の体操をする 1年間目標を頑張って続けた結果・・・ 体重が約3㎏増加!(39㎏・BMI18) 毎日お口の体操を続けてお口の筋力アップ!(口腔機能測定基準値以上に改善!)
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コロナ禍における若者・子どものメンタルヘルス慢性的なストレス コロナ禍3年目を迎え、一旦収束したかのように見えた感染拡大が今、第六波となって、社会を大きく揺るがしています。内閣府の調査によると自粛生活でコロナ疲れを「感じる」「やや感じる」と答えた人は7割を超え、女性や若者の自殺も増えています。 鹿児島県内の感染者数も今までになく増え、感染への不安はもちろんですが、とりわけ若い世代は、学生のうちにしかできないことを我慢し大人になってしまいます。 ソーシャルディスタンスでもたらされた孤立 ソーシャルディスタンスは、そもそもウイルス感染拡大を防ぐための物理的な距離の意味あいでしたが、いつしか人と人のつながりも奪われているように感じます。 この1年、若いお母さんたちからの心の相談が増えています。出産・子育て世代の人も妊娠期間中人に会えなかったり、お産の時に実家の手伝いをもらえない、里帰り分娩ができないなど妊娠から出産までの経過で孤立しがちです。子育てサークルのような集まりも開催されないため子育てが「孤育て」になっているのだと思います。また、全国各地、子どものコロナ感染者が増え、家族内感染も増加していることから、子どもも保護者も学校も今まで以上に不安に満ちています。 コロナ禍の影響は平等には起きない 「みんな、我慢して乗り越えよう」と本来励ましとなる言葉は、行き過ぎると「みんなやって当たり前」という同調圧力となり、生きにくい社会を作り出します。 コロナ禍で大変なのは「みんな同じだ」と多くの人は言います。しかし、同じ自粛状況下にあっても年齢・性別・職業・趣味・これからの目標などで、「心理的負担」は全く異なります。おうち時間がもともと好きだった人にとっては自粛はそれほど苦痛ではないでしょう。逆に外食や人と会うことを楽しみにしていた人はストレスが大きくなるでしょう。DVや虐待などの問題を抱えていた家庭では家庭内の緊張がさらに強まったでしょう。 さらに子どもの2年と大人の2年も、全く異なります。 子どもたちが喪失したもの 我が国のコロナ対策は学校の休校措置から始まりました。私たち大人は、もしかしたら子どもたちへの影響を過小に評価していたかもしれません。長期にわたるコロナ禍でメンタルの不調を訴える子どもが全国的に増えています。気分が沈むなどの心の不調だけでなく「お腹が痛い」「頭が痛い」などの身体症状として現れることもあります。 運動会・修学旅行・文化祭など楽しみにしていた行事が縮小・中止になりました。また自分の力が発揮できる試合やコンクールも中止になり、自分らしさを発揮する場も失われています。楽しい給食の時間も黙食です。子ども・若者の間にしかできないことをできずに過ごしています。2020年に入学した中高校生は1年2年をコロナで過ごし、残る1年は進路を決める学年となります。進路や将来の見通しが立たない、リモート授業になって友達ができない、就職しても職場の人と親睦を図れないなど、人生設計や人との関係性の構築ができにくくなっています。若い時の2年自粛というのは、情緒発達や人間関係構築にも影響を与えていくだろうと思います。まだまだ感染の収束のめどが立たない状況にありますが、その間も子どもたちは心も体も成長していきます。 コロナ禍で子どもたちが自分らしさを発揮できる場所を持てるよう最大限の努力をしていかなえければならないと思います。次の時代を作っていく子どもたち。コロナ禍で思いやりを学び、優しい世代となるように、私たち大人が他者に対し寛容で思いやりのある姿をみせていかなければならないと感じています。 プロフィール ◇中央大学人文科学研究所 客員研究員 髙橋聡美◇一般社団法人髙橋聡美研究室代表理事。中央大学客員研究員。医学博士。◇南さつま市出身。スウェーデンでの調査従事、防衛医科大学校等で講師や教授を勤め、現在は心の健康づくりや自殺対策に関する普及啓発や講演会で活躍中。◇著書、メディア出演、多数。
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健幸情報ひおきご活用ください!「産後ケア事業」! ~ニーズに応じた、タイプが選べます~ 出産後の身体を回復している途中で、「赤ちゃんの体重増えてるかな?」「母乳がうまくあげられない」など、さまざまな不安がある中での、産後の育児。家族や周りからのサポートが必要な時期です。日置市では、周囲のサポートが得られにくい、助産師のケアや見守りが欲しいなどの産婦さんや赤ちゃんを対象に「産後ケア事業」を実施しています。 日置市内にある「産後ケア事業」を利用できる助産院を取材してみました。 くすもと産婦人科 個室でゆっくりすごせます。ナースステーションに、いつでも頼れるスタッフがいる安心感。なんでも気軽に話せます! 子育て経験が豊富なスタッフがたくさんいます!育児の大変さが分かるからこその、身体と心のケアができます。 使ってみての感想 ゆっくりと身体を休めることができた。 授乳や沐浴が上手くできるか不安だったけど、助産師さんにアドバイスをもらいながら一緒に行い、家ではスムーズにできるように なって安心した。 いちご助産院 まるでお家にいるような安心感があります!ゆったりと心と身体を休めることができます。 お悩みに合わせて、宿泊型・日帰り型・訪問型の利用ができます!少しでも心配事があったらまずはお気軽に相談ください。 訪問型では、助産師がご自宅に訪問して、おっぱいケアや沐浴などの育児支援や育児相談などを行います。 産後間もなく外に出るのが不安...、上の子もお家にいるので、通うのは大変...という方にも利用していただけます。 産後ケアを利用される方へ 利用期間 出産した日から1年間を経過する日の前日までのうち、原則7日以内(※必要と認められる場合は更に7日延長できます) 利用金額(自己負担額) 宿泊型(助産院等に宿泊) 一般世帯 7,500円/日 市民税非課税世帯 3,900円/日 生活保護世帯 2,700円/日 宿泊型 ※母親のみ利用の場合 一般世帯 6,750円/日 市民税非課税世帯 3,380円/日 生活保護世帯 2,250円/日 日帰り型(助産院等に通所) 一般世帯 4,070円/日 市民税非課税世帯 2,030円/日 生活保護世帯 1,320円/日 訪問型(ご自宅等に助産師が訪問) 一般世帯 1,500円/日 市民税非課税世帯 750円/日 生活保護世帯 500円/日 ※多胎児(双子、三つ子など)やきょうだい児と一緒に利用を希望される場合は、お問い合わせください。 利用可能な助産院、医療機関 いちご助産院 鹿児島中央助産院 マミィ助産院 くすもと産婦人科 利用料金が4分の1! 通常、1日の利用料金は、宿泊型で 30,000円ほどですが、日置市の助成により7,500円(一般世帯)で利用できます。(利用には申請が必要です。) 詳しくは市のホームページをご確認ください。 申請またはお問い合わせ先 本庁健康保険課健やか母子係 電話:099-248-9421