#International Hioki
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International Hiokiスダ・マカン?ごはん食べた? スラマッタフンバル(明けましておめでとうございます)! マレーシアの国際交流員のアイダです。寒くなってきましたね。寒くなると1年中暖かいマレーシアが恋しくなります。 実は、今年の秋、はじめて「食欲の秋」という言葉を知りました!確かに、ごはんと野菜などがとてもおいしい時期だなと感じました。しかし、マレーシアでは「食欲の秋」ではなく「1年中の食欲」です(笑)。ということで、マレーシアの食文化を紹介したいと思います! マレーシア人は食べることが大好きで、平均、1日5回も食べています!朝ごはん、昼ごはん、3時のおやつ、晩ごはん、そして遅めの夕食(夜10時以降)に食事をします。また、食べることが大好きすぎて、知り合いなどに会った時に、「スダ・マカン?」(ごはんを食べましたか?)と挨拶します。まだと返事したら、食事に連れて行かれます! マレーシアは「グルメ天国」とも言われています。マレーシアは、マレー系・中華系・インド系と様々な民族が住む多民族国家です。そのため、料理も多種多様で、マレー系の料理だけではなく、中華系料理やインド料理、そして、マレー系と中華系の融合させた料理(ニョニャ料理)など、いろいろな民族の料理が食べられます。なかでも、私のおすすめする料理は「ナシ・レマック」!「ナシ・レマック」は、お皿ではなく、バナナの葉っぱの上に、ココナツミルクで炊いたご飯、辛い干しエビソース(サンバル)とアンチョビー、ピーナツ、ゆで卵がのせてある、マレーシアの定番の朝ごはんです! マレーシアでは、いろいろな国のグルメを食べることができるので、ぜひ、マレーシアへグルメ旅に行ってみてください!マレーシアに行ったら、「ナシ・レマック」食べてみてくださいね~!それでは、ジョムマカン!(一緒に食事に行きましょう!) マレーシア人は手でご飯を食べます! ナシレマック-マレーシアの定番朝ごはん
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International Hioki韓国人とサムギョプサル アンニョーン!国際交流員のアルムです。皆さんはお肉好きですか?韓国人もお肉が大好きで、韓国料理はお肉を使った料理がとても多いです。今回は韓国のお肉料理の一つである「サムギョプサル」について紹介したいと思います。 2021年OECD調査結果によると、一人当たり豚肉消費量が一番多い国は韓国だそうです。実際韓国で消費されるお肉の約5割が豚肉です。 韓国人は豚肉の中でも特に「サムギョプサル」が大好きです。外食メニュー人気ナンバーワンはもちろん、3月3日を「サム(サム=3)ギョプサルデー」にし、皆で楽しみます。繁華街に行くとサムギョプサルだけを専門的に販売する焼肉屋さんが立ち並びます。 サムギョプサル 実は「サムギョプサル」というのは「豚バラ肉」という意味です。「サムギョプサル」は豚バラ肉の料理の中でよく食べられているので、お肉の名前が料理の名前になりました。 では、韓国人はいつから「サムギョプサル」を楽しむようになったのでしょうか? 1970年代、豚肉の輸出が始まります。当時、ロースやヒレなどはとんかつ用として需要が高かったため日本に輸出され、豚バラや豚足などが安く韓国の市場に出回るようになりました。そのため、韓国での豚バラの消費量は必然的に上がったのです。その後1980年代、カセットコンロの普及に伴い、家庭内でも「サムギョプサル」を気軽に焼いて食べられるようになりました。脂が多いため、焼くというより、「サムギョプサル」から出た脂に揚げるような調理法で、カリッとした食感と弾力のある歯ごたえに韓国人は魅了されました。 韓国人に愛された「サムギョプサル」は、進化をし続け、現在では様々な食べ方でサムギョプサルを楽しめます。私の一番好きな食べ方は「チョッカル」という塩辛をのせて食べることです。「サムギョプサル」は脂が多い部位なので、塩辛のピリ辛さがサムギョプサルとの相性抜群です!「サムギョプサル」が好きな方はぜひ試してみてくださいね。マシッソヨー! チョッカル
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International Hiokiマレーシアの結婚式はお祭り? スラマップタン(こんにちは))! マレーシアの国際交流員のアイダです。皆さんはどのような夏を過ごされましたか?マレーシアは1年中夏なので「夏休み」はありませんが、マレーシアの学校では3カ月毎に長い休みがあります。3月が3週間、6月が1週間、9月が10日間、12月は1か月間もあるんです。その年によって日にちは変わりますが、毎年カレンダーにも掲載されていて、学校の休みに合わせて大人も休みをとるので、休みの時には結婚式を挙げる人も多かったり、家族で海外旅行に行ったりします。 マレーシアで夏休みといえば結婚式に参加するイメージがあります。そこで、今日はマレーシアの結婚式について紹介したいと思います! マレーシアの結婚式は日本と違い、お祝儀もそんなにかからないので気軽に参加できます。マレーシアの9月は結婚式シーズンなので、ほぼ毎日結婚式に参加する時もあります!そんなに誘われるの?と疑問を持つかもしれませんが、マレーシアでは一般的に1,000人以上結婚式に招待します。親戚だけではなくて、花嫁・花婿の知り合いであれば招待されます!しかも、マレーシアでは2回(花嫁側と花婿側)結婚式を挙げるので、2回とも呼ばれる時もあります(笑)。 結婚式の時間は3〜4時間かかりますが、時間内であれば好きなタイミングで参加して、食事を済ませてから帰っても大丈夫です!席も決まっておらず、ご飯もバイキングなので、好きなものを食べ、気軽に参加できるのがマレーシアの結婚式です。お祭りのように楽しめます!ご祝儀も特に決まっていないので、いくらあげても大丈夫ですよ~ 結婚式の様子 結婚式から帰る時は必ずお土産をもらえますが、マレーシアでは、なんと、ゆで卵のお花(ブンガテロ―)が結婚式の定番のお土産です!詳しく知りたい人は、ぜひ、マレーシアの結婚式を検索してみてくださいね♪それでは、ジュンパ・ラギ♪(また会いましょう) ブンガテロ―
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International Hiokiイム アルムさん出身地:韓国 韓国はキム王国!?! アンニョンハセヨ〜!日置市に住んで半年以上がたちました。最近の私のマイブームは、日本の変わった名字を見つけることです!そこで、まず韓国の名前について紹介したいと思います。 韓国には約290種類の名字があります。何十万個も名字の種類がある日本と比べると、とても少ないですね。韓国の名字ランキング上位3位までの名字は、キム(金)、イ(李)、パク(朴)ですが、この3つの名字だけで人口の4割を占め、「キムさん」はなんと1000万人以上います。ちなみに韓国の人口が約5200万人なので、名字が思い出せない人がいる時は「キムさん」と呼べば2割の確率で当たります!たすかりますね。 韓国人の名字にはいくつか特徴があります。 現在はハングルが主流ですが、昔は韓国も「漢字」を使う国でした。そのため、昔から受け継がれてきた名字は必ず漢字表記があります。ですが、今は名字もハングルでみんな書きます。名前の部分は漢字表記がある人と、ハングル表記しかない人がいます。私の名前は「林(イム)アルム」ですが、アルムは漢字では書けない「ハングル」表記の名前なので、日本語で書くときは名前だけカタカナで書いています。 もう一つの特徴は一文字の名字がほとんどだということ。二文字の名字は13種類しかなく、初めて2文字の名字の人に会ったときは、つい名字の2番目の字を名前にくっつけて呼んでしまう失敗もしました。 最後に韓国で一番珍しい名字を皆さんに紹介します。「汁」と書いて「チュプ」という名字です。韓国でも数名しかいない名字ですが、面白いことにこの名字の由来は「辻」という日本の名字です。日本人のお父さん(辻さん)と韓国人のお母さんの間で生まれた辻さんは1954年韓国に帰化する際に、当時「辻」という漢字が韓国にはなかったため、形が似ている「汁」を使い、その漢字の韓国式読みの「チュプ」さんと呼ぶようになったそうです。 日本にもたくさんの珍しい名字があるので、珍しい名字をお持ちのかた、是非声をかけてくださいね! ヨロブン、トマンナヨ〜(みなさん、また会いましょう!)
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International Hiokiアイダ ヌル アリザ ビンティ アリフディンさん出身地:マレーシア ラマダンって1カ月も断食する? スラマップタン(こんにちは)!マレーシアの国際交流員のアイダです。皆さんは今年の春をいかがお過ごしですか。私は日本の春の暖かさや花見など、マレーシアにはない「春」が大好きです。そんな今年の春は4月1日から、1カ月間断食を行う「ラマダン」というイスラムの行事がありました。そこで、日置市の皆さんに「ラマダン」について紹介したいと思います! 「ラマダン」とはイスラム教の「五行」と呼ばれる5つの義務の一つであり、「断食」を行う月のことです。ラマダンの時期は1カ月間断食を行います。「断食」というと何も食べないのかと思われますが、日の出から日没までの期間だけ飲食が禁止されており、日の出前や日没後は、ちゃんと飲食しています。ただ、日の出から日没までは、食べ物だけではなく水も飲んではいけません。これだけ聞くと「えっ?大変そうじゃん!」とよく言われますが、実はマレーシア人は毎年楽しみにしている月で、マレーシア中がお祭り状態になります!この時期だけは、日没後の食事用に、毎日どこの地域でも「バザール」と呼ばれる屋台がたくさん並びます。「バザール」ではいろいろなご飯やデザートがズラッと並んでいて、どれにするかを考えるだけでみんなワクワクします! ラマダンバザールの様子 また、ラマダンの時期はほとんどの会社で残業がなく、いつもより1時間早く帰ることができます。断食の決まりは、家族全員で一緒に断食明けの夕食を食べたり、みんなで一緒にお祈りをしたりすることなので、家族の絆も深まる時期になります。今年の「ラマダン」はマレーシアの家族と一緒に過ごせなくて寂しかったですが、日置市の美味しい野菜と海鮮で断食明けができてとても楽しかったです!それでは、ジュン パ・ラギ♪(また会いましょう) マレーシア料理屋台の様子
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International Hiokiアイダ ヌル アリザ ビンティ アリフディンさん 出身地 マレーシア サラム・ペルケナラン(はじめまして)!昨年11月に新しく着任しました国際交流員のアイダ ヌル アリザ ビンティ アリフディンです。名前が大変長いので、「アイダ」と呼んでください!私はマレーシアの首都、クアラルンプールから来ました。私のことを知ってもらいたいので、私の出身地について紹介したいと思います。 マレーシアはよく自然が多く海がきれいな国と言われますが、首都のクアラルンプールは高層ビルが立ち並び、モノレールや地下鉄などの交通インフラも整っている東南アジアの数少ない近代都市です。クアラルンプールでは世界一高いツインタワー「クアラルンプールツインタワー(KLCC)」(※KLはクアラルンプールの略称)と世界で7番目に高いタワー「クアラルンプールタワー」が街の中心にあります。マレーシア、特にクアラルンプールは地震がないので、多くの高層ビルが次々と建てられています。 クアラルンプールの特徴の一つですが、ショッピングモールがたくさんあります!市内だけで20個以上のモールがあって、私の実家の近くにも7つのモールがあり、まさにショッピング天国です(笑)。日置市の皆さんもマレーシア旅行に行くときは、ぜひクアラルンプールで観光とお買い物を楽しんでくださいね。 私は今、吹上に住んでいます。最初はびっくりしましたが、クアラルンプールと違って静かで人の温かさを感じます!これから日置市のみなさんと交流できることを楽しみにしています。私をみかけたら、いつでも声をかけてくださいね!それでは、ジュンパ・ラギ〜(また会いましょう) クアラルンプールツインタワーとクアラルンプールの街並み
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International Hiokiイム・アルムさん 出身地 韓国 10月に着任しました国際交流員のイム・アルムです。私は韓国から来ました。国際交流員として頑張っていきますので、よろしくお願いいたします。これから韓国の情報通として色々な韓国あるある情報をお伝えしていきたいと思います。今回は初めてということで、私のことを皆さんに知ってもらうために私の故郷を紹介します。 私は韓国の真ん中より少し下にある慶尚北道(キョンサンブクド)金泉(キムチョン)市で育ちました。金泉市は人口14万人の都市で、忠清道(チュンチョンド)と全羅道(ジョンラド)に接していて、昔から交通の要地として知られています。ちなみに「道」というのは日本の「県」のことです。 金泉市はブドウとすももが有名な地域で、その生産量は韓国1位を誇り、秋になるとブドウ祭りが行われます。私は大学から故郷を離れることになりましたが、夏になるとスーパーに並ぶ金泉ブドウを見ながら故郷のことを思い出していました。金泉市で一番お気に入りスポットは韓国最古の寺院の一つとされる直指寺(チクチ・サ)です。 直指寺は韓国仏教の最大勢力宗派である曹渓宗(大韓仏教曹渓宗)の第8教区本寺ですが、地元の人たちからは散歩スポットとして愛されています。寺からすぐのところに直指(チクチ)文化公園があり、噴水ショーや五重の塔のライトアップが楽しめる素敵な場所です。 日置市は私の故郷の金泉市に似ていて、とても親近感を持ちました。これから国際交流員として日置市の皆さんと交流していくことを楽しみにしています。町で私を見かけたらぜひ声をかけてくださいね! 五重塔のライトアップ(直指文化公園)